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lineageⅡテオンサーバーをメインに走り回るエルフの日々


by templeknight-teon
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いつかは来るこの日。

このブログを読んでくださってる数少ない皆様、お久しぶりです、karintsです・・・久しぶりの更新になってしまいましたorz
別にサボってたわけじゃないですよ!?(必死)最近リアル立て込んでまして・・・イン自体が減っております;インしてもせいぜい一時間とかそこらとかで・・・はっきり言ってネタがありません(爆
年明けて就職が決まるまではどうにもこの状況が続きそうです;たまらないTT
ということで近いうち別のブログを準備してリアル日記もつけてみようかと思います。その際にはリンクもはりますのでよろしくです

さて、本日久々の更新ですが・・・今日は、私がリネを始めた頃のお話と、とある人のお話をしようとおもいます

本日ここで書く話の中心人物はこの方↓
いつかは来るこの日。_a0068353_135101.jpg

後ろに写ってるkarintsの装備を見れば解るのではと思いますが、かなり古いSSになります。日付をみてみたら2月の14日でした。リネ2本格的に初めて一ヶ月といったところでしょうか。
この手前に写っているDEの女性の方。この方のお話になります。名前を出してよいのかよくわからなかったので、そこは省略。

ちょっとした昔話になりますが、私がリネージュ2を初めて遊んだのは、ネットカフェでのことでした。
去年の年末、丁度11月ごろだったかな。確か文字イベントとかあってました。クロニクル、のころです。クロ2になる前だったはず。
その頃私は自宅にPCがなく、ネットサーフィンを楽しんだりマンガをのんびり読むあのネカフェ独特のまったりとした時間を好んで暇をみつけてはネカフェに通っていました。
その私が通ってるネカフェに、ほんの10席だけオンラインゲームが楽しめる席があったんですよ。その席だけ高性能のPCが置かれていて。
ある日、元々ゲームが好きだった私は店頭ののぼりなどで大きく宣伝されていたリネージュ2のグラフィックの美しさに心惹かれ、なんとなーくやってみようか、という軽い気持ちでその席に座りアカウント登録をしました。
初めて降り立ったサーバー、実はテオンじゃないんですよね。もともとはジクハルトにいました。
ジクを選んだ理由も単純であれば、最初に作ったキャラの種族を決めた理由もとても単純。当然です、カフェでしかプレイするつもりもなかったのですから。
一番最初はDEの女ファイターをしていました。なのではじめてのリネージュの世界は真っ暗でおどろおどろしいイメージで(笑)最初は武器も装備も何一つせずにケルティルにつっこみ即死したり、ティミトランやピクシーを敵と勘違いして近寄らなかったり、インプでトレイン作っては月夜の下を慣れない視点変換で頑張って必死で逃げたり・・・それでもなんとなく楽しくて、それ以降もちょこちょこ行きたいサイトもないときなどはプレイする、という状況でした。
年明けて。一月の頭だったか、友人と一緒にそのネカフェに行った際、面白いよと勧めてみたんです。そしたらその友達もアカウント登録してくれて。いざジクにー・・・とおもっていたら、その頃にはテオンがもうあったんですよね。登録時の表示をみたのでしょう(アカウント登録の際どのサーバーが初心者に向いているか表示されます)テオンがいいらしいよ、といわれて。ジクのキャラクタもまだ8歳程度でしたし、まあ彼女が居ないときはジクにいけばいいか、というこれまた軽い気持ちで、エルフを選んだその友人にあわせてエルフの女ファイターを作った。karints生誕の瞬間です。
エルフ村に生まれたときの衝撃はすさまじかった。メッチャめちゃ綺麗@@の一言につきるような・・・夜のエルフ村は世界樹からこぼれる光りの雪がとても幻想的で、水や緑に溢れ、音楽も穏やか。DE村とはまた違う、月夜の似合う村というか。
何より驚いたのは人の多さで。まぁジクは初期鯖である以上、一年近くたっていたあの時初期村に人がいないのも今では頷けるのですが。
それでも、そこまでまざまざと魅力的な世界を目にしてもまだ、本格的にリネをプレイするにはいたらず、テオンの住民になるつもりもなかった。
その日の後も、友人がいないときはジクハルトがメインという状態で数回プレイする程度でした。

ある日。

ジクハルトサーバーであまりにも人に会わない、話しかけても無視されてしまう現状がとても悲しくなってしまって(新規がいなかったからタイプ慣れしてない拙い単語で白チャで話しかけられる、というのが不振極まりなかったのでしょう)ふと人に溢れていたテオンのエルフ村が恋しくなり、なんとなくテオンにインしました。

インしたとき私はエルフ村でも当時もっとも栄えていた西口エリア(露店は大体ココで行われていた)にいて、相変わらず人でごったがえすそこになんともいえないほのかな安心感を覚えて、そこに座り込み、白チャで独り言とか呟いてました(そんなんするから無視されるんだよなぁ多分)

そこに、

「一緒にお話しませんか^^?」

の文字が。
ん?と思いまわりを見渡すと、一人のDEの女性が。こちらを向いてるように思える角度でたっていました。
遅いタイピングで一生懸命に、「私?」と答えてみると肯定の言葉が。


その時、話しかけてくれた人物こそ、上のSSに写っている方です。

このときの一言がなかったら、私はリネージュをしていなかった。自宅にPCを購入した後、課金することもなかったと思う。
明らかに初心者&不審者丸出しで座っていた私に声をかけてくれた。友人達の集まる輪に私を招いてくれた。

姐さん、と呼んで慕いました。妹のように扱って可愛がってくれました

今日の夜中、最近にしてはめずらしくインしていると、この方がインされて。

「もうすぐリネやめるから、脱退するね」

と一言残し、去っていきました。

何かを言う暇もなくて。呆然としていたのですが・・・その後すぐにキャラを変えて城村にいたら、そこであちらのサブとばったり対面。

言いそびれたことを、ゆっくり、はじめた頃のテンポで紡ぎだしながら・・・手はすっかり慣れてしまったタイピングの速度で矢継ぎ早にそれを文字にしていく。

姐さんがいなかったら、リネしてなかったと思う。
今はなかったと思うし、ココでの出会いもなかった。
大好きだよ^^

そういってもらえると嬉しい^^と、笑って返してくれました。

どこか実感がわかず呆然としていた感情が一気に沸きあがります



貴女がいてくれたから、リネを今私はしていて、沢山の出会いがあって、ナイトとしての道ができた。

あの時話しかけてくれてありがとう、何もわからないでいた私に色々な事を教えてくれてありがとう、妹のように可愛がってくれてありがとう、一緒に沢山遊んでくれてありがとう、沢山死なせてしまってごめん、それでも村から戻ってきてまで狩りをしてくれたことを覚えてる、何度も何度も死なせても怒らないでレクチャーしてくれたこと覚えてるよ、装備の揃わない私にドロップしたブロードソードを譲ってくれたことも覚えてる、似合うと思うってタイツパンツをくれたのも。まだ私が知らなかった頃メインのキャラで狩りしてる私を見守ってくれてたね、本当に本当に大事にしてくれた、レベル開いてしまって一緒に狩り出来なくなってしまってごめん、沢山守るつもりだったのにいっぱい遊ぶはずだったのに、一緒に遊ぶ機会作ることが出来なかった。あんなに守ってくれたのに、可愛がってくれたのに。何も返せなかったね、本当にごめん、本当にありがとう・・・


寂しい。


こらえてたものが溶けて、溢れて。感謝の気持ちと謝罪の気持ちでいっぱいになりました。

引退するのは、リネでなにかあったからではなくて。リアルで楽しいことがあったから、そっちをしてみようと思っただけ。また様子見に来るよ^^

そう言ってくれた人の前で、悲しむばかりではいけません。

でも、本当に。この人がいてくれたから、リネージュ2を楽しいと思えた。大事だと思えた。ただのゲームではなくなった。


沢山の宝物を作るきっかけをくれたのが、この人だった。


寂しいという気持ちが殆どで。
でも
最近イン率が低下している私が、この瞬間に出くわす事が出来たのはどれほどの幸運だろう。
クランに入ってくれたのは、もともと私の半分無理な勧誘があったから。
それでも初期メンバーとして、ずっといてくれた姐さんを見送れた事はどれほどの幸運だろうか。
しかも、その直後にこうやって会うことができて。何も言えずにお別れになってしまいそうになっていたところにチャンスが舞い込んで。
何よりも言いたかったことが言えた・・・・【ありがとう。】

言葉が足りたとは思えない。まだまだ言いたいことは沢山あった。
それでも、何も言わずに終わってしまうところだった。あえてよかった。
どれだけの言葉が伝えられただろう。どれだけの気持ちが伝わっただろうか。それは解らないけれど・・・


最後、嬉しいといって立ち上がった後、私の目の前に花火を三つ落として。私も立ち上がった後、大きな花火を見せてくれた。
それに答えるように、花火を拾って私も一発大きく打ち上げた。
花火のキラキラした音が響いて涙を止めることがかなった瞬間、

「いつでも戻ってきてね^^インしたら、声かけてね><」
と、声をかけて

「またいつか会いましょ~^^」
と返事をしてくれた貴女が、花火が消える瞬間に手を振って消えていったのを忘れません。

なんて綺麗な去り方ですか。
なんて名残惜しい去り方ですか・・・

また会えると思っています。また会えることを願っています。
いつでも戻ってきてほしい。この話が明るい美談になればそれもそれでいい。

正直、この声で伝えたかった。文字なんかじゃなくて。
それくらい感謝しています。本当に本当に大好きです^^

いつかは来るこの日。_a0068353_1484199.jpg

お疲れ様でした。またいつか会いましょ^^





今回続きを読む、を使って途中から任意で読むという方法をとらずに一気に書き上げてしまいましたorz数少ない、ブログを読んでくださってる方達には、読みにくくしてしまってもうしわけないです。
あと、しばらく日記の更新がこんな感じにまばらになるかと思います;リアル落ち着き次第また廃にもどろうと(それはどうなんだ)思うので、その際はよろしくお願いしますw
ちょくちょく更新するときは更新しますので、そのときもよろしくです^^
by templeknight-teon | 2005-12-21 14:14 | テオン